今まで、筆者が経験してきた滞在先を紹介してきましたが、今回は4回目!
シェアハウスのリビングルームで暮らした話となります!



地方のバッパーでファームジョブをした後、シドニーの語学学校で働くことになりました。ビザの期限もそれほど残っていなかったので、短期間かつシティ周辺で調べていた時に見つけたのがリビングのオウンルームでした。

リビングって共有部分なのにオウンルーム?なんか矛盾していない?
筆者も最初は良くわからなかったので、シェアハウスのリビングルームで暮らした体験を記載できればと思います。
ちなみに、台湾人一人(オーナー)と中国人一人がシェアメイトで筆者も含めて3人で生活をしていました。
リビング オウンルームの実態
筆者が滞在したリビングのオウンルームは下記のように、共用スペースのリビングにパーテーションで囲われた中に机やベットがあるような形でした。

赤い部分がパーテーションが引いてあるエリアで、音や人の気配は常に感じる環境ではありました。しかし、他2人のハウスメイト(それぞれオウンルーム有)がハウスルールを守ってくれる人たちだったので、早朝や夜中に料理や通話で起こされること等なく過ごせました。
そして、恐らくバッパー生活の直後で、住居に求めるものが少なくなっていたため、パーテーションがあるだけ有難いことと捉えていました!
リビングルームに暮らすことを決断した理由
実は、この物件を契約する前にも何件か内見をしました。しかし、シティ中心部のオウンルームは週400~500ドル程度する物件も多く予算オーバー、かつ短期間だけ住む私はミニマムステイを超えられないということで、部屋探しが難航しました。
一方、このリビングルームで生活すれば家賃を抑えられるだけでなく、短期間の滞在もOK、室内が清潔で、シェアメイトも落ち着いた雰囲気だったことが決め手になりました。内見時にはオーナーが丁寧にハウスルールを説明してくれたこともあり、「ここなら安心して暮らせそう」と感じたのを覚えています。
家賃だけを見るともっと安い物件もありましたが、住む環境も重視した結果、この家を選びました。
実際の1日の生活
朝はシェアメイトより少し早く起きて出勤していたため、朝の支度で困ることはほとんどありませんでした。
ただし、リビングは玄関やキッチンへ行く動線になっているため、誰かが出勤するたびに人の気配は感じます。
また、夜もテレビを見る人はいませんでしたが、水を飲みに来たり冷蔵庫を開けたりする音は聞こえます。
そのため、「完全な静寂」を求める人には向いていないと思います。
逆に、日中は学校へ行き、帰宅後もジムや散歩など外で過ごすことが多かった私にとっては、家は寝る場所という感覚だったため、それほど大きなストレスにはなりませんでした。
休日は部屋でのんびり過ごすよりも、図書館やカフェへ行くことが増えたので、自然と外へ出る生活になったように思います。
今振り返ると、その生活スタイルだったからこそリビングルームでも問題なく生活できたのかもしれません。
リビングルームでストレスなく暮らすために工夫したこと
リビングルームは生活音や人の出入りが避けられない環境だからこそ、自分なりに快適に過ごせるよう工夫していました。
例えば、寝るときは耳栓を使うこともありましたし、休日にゆっくりしたい日は近くのカフェや図書館で過ごすことも多かったです。
また、自分のスペースが限られているため、荷物は必要最低限にまとめ、スーツケースの中も定期的に整理するようにしていました。
ワーホリ中は気づかないうちに荷物が増えてしまいますが、収納スペースが少ないリビングルームでは、物が増えるほど生活しづらくなってしまいます。
結果的に、「必要な物だけを持つ」という生活になり、それはそれで快適だったように感じます。
リビング オウンルーム メリット
メリットはコストが安いことです。シティ中心地から5分程で1週間当たり320ドルで借りることが出来ました!
リビング オウンルーム デメリット
デメリットは他人の生活音が気になることです。
筆者の場合は、シェアメイトが共用スペースでは騒がないように配慮をしてくれていたので、そこまで気になりませんでしたが、爆睡しているときにシェアメイトがスパイシーなご飯を作っており(中国と台湾なので、香辛料を使っていることが多く)、独特な香りと換気扇の音で眠れなくなることは多々ありました。
仕切りがあるものの、プライベートは少ないこともデメリットに挙げられると思います。
仕切りの方法にもよるかと思いますが、筆者の滞在していた家の場合はまぁまぁ隙間があり、中が外から見える形でした。
その為、良くも悪くも暇そうにケータイをいじっていた場合は、シェアメイトから声をかけられることが多かったです。
ハウスオーナーと一緒に暮らすことについて
シェアハウスにて、オーナーと一緒に暮らすことは今回が初めてでした。そのため、ハウスオーナーと一緒に暮らすことのメリットデメリットについてもシェアできればと思います。
オーナーは本当に人によって、異なる面が多いと思うので、参考程度にしてください。ちなみに、リビングルームを借りていた時のオーナーはやや年齢が近く、お節介な感じのお姉さんでした。
メリット
・暮らしで困ったことがあれば、一緒に暮らしているのですぐに対応してもらいやすい
例えば、オーナーが管理している洗剤がなくなったり、備品が壊れたりすることも暮らしていればあるかと思います。そんな時に、一緒に暮らしていればオーナー自身が一番最初に気づくことも多いので、この辺りはタイムラグなく暮らせることが良かったです。
オーナーと一緒に住んでいなかったときは、中々すぐには対応してもらえないことも多かったです。
デメリット
・使用している部屋の掃除や共用部分の掃除など、細かく確認を受ける
この滞在先では、掃除はルームメイトと交代で行っていました。やはり、オーナーと一緒に暮らしていると掃除のやり方や掃除する時間をきっちりとみられていました。
ねちねちというタイプではなかったので、そこまでの不便さは感じなかったのですが、一緒に暮らす人として、この人物はシェアメイトに適しているのかという視点は常にあったと思います。
人間関係が住み心地を左右する
今振り返ると、一番大きかったのは部屋そのものよりも、一緒に暮らす人たちとの相性だったと思います。
もし夜中までテレビを見たり、大人数で友人を呼んでパーティーをするような家だったら、同じリビングルームでも全く違う印象になっていたはずです。
逆に、私が住んでいた家では、お互いに生活リズムを尊重し合う雰囲気がありました。
誰かが寝ているときは静かに歩いたり、夜遅くの通話は自室で行ったりと、小さな気遣いを自然にしてくれる人たちだったため、大きなストレスを感じることはありませんでした。
「どんな人と暮らすのか」は重要なポイントだと思います。
リビングで暮らすことを検討する人にアドバイス
リビングで暮らすことはオウンルームやシェアルームを借りるよりも安く、節約にも繋がります。そのリビングルームが自分にとって心地よいか否かは入居しないと分からない点も多いですが、下記の項目をインスペクション(内見)の時医務に尋ねて雰囲気をイメージすることも重要だと思います。
・シェアメイトはリビングを頻繁に使うか
(リビングが溜まり場になっている場合、1日中騒がしい可能性も有り)
・換気扇の音 (音が気になりやすい方は実際に付けてもらって、判断すると良いかもしれません)
・調理時間に制限はあるか(ルールがないと早朝や夜中にシェアメイトが料理をする可能性がある)
・パーテーションが内見時に無ければ見せてもらう(プライバシーがどこまで担保できそうか)
・シェアメイトの家にいる時間、働いている時間(生活リズムをつかめる)
・シェアハウスの雰囲気(リビングは鍵がついていないので、セキュリティ面は大丈夫かという観点で見てみるのも良い)
リビングルーム滞在はどんな人に向いている?
実際に住んでみて感じたのは、誰にでもおすすめできる住まいかと言われたら微妙なところです。
下記に向いている人、向いていない人を筆者の視点で記載してみました。
向いている人
- とにかく家賃を抑えたい
- ワーホリ終盤など短期間だけ住みたい
- 家では寝るだけの生活になりそう
- 人の生活音があまり気にならない
- 外出することが多い
このような人であれば、コストを抑えながらシティ中心に住めるため、かなり魅力的な選択肢になると思います。
一方で、
あまり向いていない人
- 在宅で勉強や仕事をする
- 一人の時間を大切にしたい
- 音や匂いに敏感
- 完全なプライベート空間が欲しい
- セキュリティ面を重視したい
このような方は、多少家賃が高くてもオウンルームを選んだ方が満足度は高いかもしれません。
住まいは毎日の生活に大きく影響するので、「安いから」という理由だけで決めず、自分の生活スタイルに合うかどうかを考えて選ぶことが大切だと感じました。
振り返ってみて
ワーホリ中は、「少しでも家賃を節約したい」と考える人も多いと思います。私自身もその一人でした。
実際に住んでみるまでは、「リビングで生活なんて本当にできるのかな」と不安でしたが、住環境や一緒に暮らす人たちに恵まれたこともあり、最後まで暮らすことができました。
もちろん、すべてのリビングルームが同じ環境というわけではありません。だからこそ、インスペクション(内見)では設備だけでなく、住人の雰囲気や生活リズムまで確認することが大切です。
「家賃を抑えながらシティに住みたい」という方にとっては、リビングルームで住むことも十分選択肢の一つになります。
住んでみる前は少し勇気がいるかもしれませんが、ワーホリならではの貴重な経験として振り返ることができる滞在先でした。ちなみに、筆者は日本に帰国後、自分の部屋があることに非常に有難みを感じて、両親にも幼いころから部屋を与えてくれた感謝の心が芽生えたので、そのような当たり前だったことに有難みを感じられる良い機会となりました。


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