筆者は一時期2nd VISA取得のため、地方のバッパーに3か月ほど住んでいました(結局2ndをとることはありませんでしたが)。
以前、都会と地方バッパーの違いについて記載しましたが、今回は地方でのバックパッカー生活について記載していきます。
筆者はなぜバックパッカーに行ったかというと、当時は2nd Visaが欲しかったからです。

地方のバックパッカー、とてもじゃないけど耐えられない気がする…
当初はそんな気持ちでしたが、周りの人に聞いたり、ネットでの情報を見たりするうちに何とか頑張れるかなと考えが変わってきました。
思い切って行ってみたバックパッカーでの生活は価値観の違いを思い知ったり、自然の多い環境で虫や動物に悩まされたりとで大変なことも多かったですが、その結果、多少のことでは動じなくなり、バッパー生活の後は大きく成長できたように思えました。
バックパッカーでの生活は本当に今では考えられず、面白いことばかりだったので記録として残したいと思います。
日本に住んでいれば考えられないことも多いかと思いますが、行ってしまえば何とかなるので、こんなこともあるんだな~程度に見て頂けると幸いです。
筆者が滞在したバックパッカー
当時はシドニー都市部にいたので、ネットから予約しました。そのバックパッカーは滞在経験者が近くにいたので(そこに滞在して2nd VISAを取得した人が知り合いにいた)、まぁなんとかなるだろうと選択しました。
そのバックパッカーの名前はここでは伏せるのですが、日本人も多い、バンダバーグにあるバッパーです。
しかし、タイミングが良いのか悪いのか、筆者は当時、40人位が住むバッパーに日本人1人宿泊することになりました。
そして、34人くらいはワーホリ勢ではなく、オーストラリア周辺の島国から来ているおじさんたちでした。おじさんたちは本当に陽気でした…。
1週間に仕事場への送迎費込みで250ドル位で、残り6人の女の子と同じ部屋で一緒に暮らすこととなります。
共用部分 キッチンは常に汚い


行ってびっくり、キッチンはハエがたかり、料理をここでするのか?と思ってしまうほど、初日は荒れていました。
しかし、しばらくするとクリーナーさんが来るようになり、初日の散らかりようは収まりましたが、それでもきれいに片付いている日はありませんでした。
ちなみに、上記は筆者が泊まったバッパーの割と片付いている日の共用キッチンの一部です。
物が地面に置いてあったり、電子レンジにいつから放置されているのか分からない肉?の塊があったりと最初に来た際は驚きましたが、常に料理がしやすい環境ではありませんでした。
ちなみに、排水溝は大体ふさがっています(笑)。
でも安心して下さい!意外と人間の適応能力は高いもので、1週間もすれば、この散乱したキッチンで堂々と料理が出来るようになります!!
きれいへの価値観が違うことに気づく
おじさんたちは陽気で基本優しかったのですが、片付ける感覚がだいぶ違うんだなと感じました。
共用部分のキッチンはいつでも使えるのですが、ある日ご飯が一緒になったおじがスイカを食べていました。その際、スイカの種をゴミ箱に捨てるのではなく、キッチンの床に吐き捨てていてびっくりしたことがあります。
あとは、食べ物を作ったらどんなに暑い日でも冷蔵庫等にしまわないで、共用テーブルに置きっぱなしのことが多かったので、魚とか傷まないのかな?とこちらが心配していました。

虫トラブルに悩まされる
自然が豊かなバッパーだからか、ハエや蟻、そのほかのでかい虫など沢山出ました。
キッチンは島国出身の方が食べ物を置きっぱなしにするので、常にハエが飛んでいる感じでした。
また、バッパー自体が簡易的な作りのため、隙間から入ってくるのか筆者のベットの上には常に小アリが発生し悩まされていました。最初はアリの除去剤を使用していたのですが、全然効かず、あきらめてアリと一緒に寝ていました。
アリを食べる??
共用キッチンで料理が出来る時間が限られているため、料理は基本作り置きでした。調理台にもよくアリが上ってきているのを確認はしていたのですが、仕事場にもっていくお弁当を冷ましているときに入ってしまったらしく、そのことに仕事のランチ中に気づきます。
地方なのでコンビニ等は近くになく、そのランチしか食料がありませんでした。幸い小アリだったのと、周りのお姉さまたちに「アリはタンパク質だから大丈夫」と励まされ、小アリが何匹か入ったお弁当をなるべくよけながら食べることとなります。
ちなみに食べられるよと後押ししてくれたお姉さまたちは日本人で、ファームに来る人ってなんかタフなんだなって思った記憶があります。
6人部屋で過ごす
9~10畳程の部屋に縦型の2段ベットが3台置かれている構成でした。ベットとベットの間はギリギリ大きなスーツケースが開けるかなといった位です。女子6人、中々大変でした。
揉める要素が沢山
・消灯時間
狭い部屋に2段ベットが3段なので、2段目の人は必然的に照明と近くなってしまいます。そのため、アイマスクをしていても、眠れないとのことで話し合いが起こります。10時くらいがいいなと筆者とそれ以外の計4人は思っていたのですが、9時に寝たいという2人の意思が強く、結局は9時前消灯になりました。
まだ起きていたい場合は、虫いっぱい、ホコリいっぱいの外の共用スペースでスマホやPCをいじっていました。自分の寝たい・置きたい感覚で照明のON・OFFを切り替えられないのは意外に面倒なものでした。

・自分のスペースについて
とにかく狭いスペースに6人ぶっこまれているので、スーツケースで物を取り出したいときも一苦労です。あまり長い時間開いていると、邪魔になってしまうし…。
筆者の部屋には姉妹で泊まっていたモンゴル人がいたのですが、ある日ベットスペースの周辺に小さなカーペットを引き出したときは他の4人がややびっくりしていました。
あくまでも共用スペースだと思っていたところに急にその人たちだけの陣地になると驚きますよね、この件についてもちろん揉めております。
・通話ボリュームの大きさ
これはオーストラリアに行って気づいたことなのですが、他国の人はイヤフォンつけないでFace Timeで家族と通話する人が多いですよね!?
外でやってもらえれば何とも問題ないのですが、夜遅い時間にまぁまぁ大きな声で電話しだしたルームメイトがいた時はイライラしました(笑)。
明日もファームワークが朝早くからあるのに…と、集団生活とノルマの多いファームワークのおかげで筆者を含むルームメイトと心の余裕がだんだんとなくなっていたことも原因ですが、本件も後日話し合いが行われました。
・アラームの設定時間と大きさ
部屋ごとにファームが一緒であれば、アラームは大体同じ時間に設定できると思いますが、部屋でファームが違う場合、結構気を遣うことになります。
これは筆者が悪いのですが、休日に間違えてアラームをかけてしまった日にはベットの下の人から厳しめに注意されました。アラームではなく、スヌーズにしてとか、○時になるまでにはかけないでなど、音に繊細な人が同室だと大変でした。
・ベットがもろいので、その振動
トイレが近かったりして、朝早く起きるとベットの下にいる人が起きてしまうなど、これまた気を遣う場面が沢山ありました。
ベットが頑丈な宿舎なら大丈夫かと思いますが、相手が苛立っている日にやるとその後がネチネチ言われて大変でしたので、注意が必要です!
相手に気を遣うことは大事ですが、些細なことで揉めることも多かったのはファームワークも絡んでいるからだと思います。
具体的にはファームではノルマに追われるのに、帰ってきてもプライベートでくつろぐ時間がないなどなんとなく心に余裕のない者同士が生活しているので、しょうがないかなとは思います。
筆者もイライラしていることは多かったです。だからみんなお互い様ということで、ファーム中はそこまで仲良くなかったけれども、ファームワークを終えてシドニーなどで改めて再開したら辛い思い出を振り返ることができるなど、頑張った瞬間を共有した仲間として再び仲良くなれることも多かったです。
今振り返ると良い経験だった理由
正直なところ、当時は毎日のように「早くシドニーに帰りたい」と思っていました。
しかし、日本に帰国した今振り返ると、あの3か月は人生の中でも特に濃い時間だったと思います。
日本で生活していると、自分と価値観の近い人と関わることが多く、「普通」の基準も似ています。しかしバックパッカーでは、国籍も年齢も生活習慣も全く異なる人たちと生活するため、自分の常識が通用しません。
最初は驚いたりイライラしたりすることも多かったですが、「人によって当たり前は違う」と受け入れる力が身につきました。
また、多少キッチンが汚くても、虫がいても、思うように眠れなくても生活できることが分かり、自分でも驚くほどたくましくなったと思います。
メンタルが強くなれたので、筆者的にはメリットが大きかったなと思います。
そのため、バックパッカー経験をすると、都市部でのシェアハウス生活もだいぶ楽になるといった印象を筆者は持ちました。
「こんな人にはおすすめ」
清潔な環境でないとストレスを感じる人や、一人の時間を大切にしたい人には正直かなり大変だと思います。
一方で、
・セカンドビザ取得を目指している人
・海外生活で自分を鍛えたい人
・多国籍な環境を経験したい人
・普通はできない経験をしたい人
には良い経験になると思います。また、遊ぶところが少ないので、お金を貯めたい人にもおすすめです。
筆者は同じ生活が出来るか分かりませんが、一度経験できて良かったと思っています。
日本に帰ってきてからも辛いことがあっても、あのときよりはマシと思えるような感じです!


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