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低身長で留学・ワーホリは不利?仕事・恋愛・海外生活のリアル

ワーキングホリデー

筆者は身長150cmと、日本国内でも低身長の部類に入ります。そのため、海外で生活や仕事をするうえで、身長の低さが不利にならないか不安を感じていました。

実際に海外で暮らしてみると、「低身長だから生活できない」と感じることはありませんでした。しかし、正直なところ、身長は高いに越したことはないというのが率直な感想です。

例えば、仕事では体格差を感じる場面があったり、日常生活でも低身長だからこそ困った経験があったりしました。 

それでも、身長が低いことを理由に海外生活を諦める必要はないと思います!
大切なのは身長よりも、環境の違いを受け入れ、自分らしく過ごすための強いメンタルだと感じました。

この記事では、150cmの筆者が実際に海外で生活して感じた「低身長だからこそ大変だったこと」や、「意外と困らなかったこと」を、仕事・恋愛・差別などの視点からリアルな体験談として紹介します。

オーストラリアと日本の平均身長

これまでの記事を読んで頂いた方は既にご存じだと思いますが、筆者はワーキングホリデーでオーストラリアに1年間滞在していました。

2019年度の結果にはなりますが、World Population Review によると日本人の男性172.06 cm、女性158.50 cmとあり、筆者が滞在したオーストラリアでは男性178.77 、女性164.67 cmで平均でみても日本の方がやや低めであることが分かります。

これまでの記事を読んでくださった方はご存じかもしれませんが、筆者はワーキングホリデーでオーストラリアに約1年間滞在していました。

2019年のWorld Population Reviewによると、日本人の平均身長は男性172.06cm・女性158.50cmです。一方、オーストラリアは男性178.77cm・女性164.67cmとなっており、男女ともに日本より平均身長が高いことが分かります。

実際に現地で生活してみると、この数センチの差は想像以上でした。街中を歩いているだけでなく、仕事でも「身長の違い」を実感する場面が何度もありました。

 低身長が仕事のパフォーマンスに直結する

日本では事務職やデスクワークを経験していた人でも、ワーキングホリデーや留学ではカフェやレストラン、ファームなど、体を動かす仕事に就くケースが少なくありません。

日本でも身長が影響する仕事はありますが、オーストラリアでは平均身長が高いこともあり、その差をより強く感じました。

筆者自身も複数の仕事を経験しましたが、特に身長の低さが仕事に影響したと感じたのは、シーフードレストランのキッチンハンドとバジル農園でのファームワークです。

レストランのキッチンハンド

平均身長が高いオーストラリアでは、キッチン全体の設計も日本より高めに作られているように感じました。

特に苦労したのは、調理器具や食材を置いている棚です。背伸びをしても届かないことがあり、そのたびに踏み台を使ったり、周囲のスタッフに取ってもらったりしていました。

また、ボイラーやフライヤーなどの調理設備は私の顔の位置に近く、熱気を強く感じる場面も多くありました。火傷をしないよう、安全面には人一倍気を配りながら作業をしていたのを覚えています。

日本の飲食店で働いていた頃も、高い棚を使うことはありましたが、「作業しづらい」と感じるほどではありませんでした。しかし、海外では周囲のスタッフとの身長差も大きく、設備そのものも高く設計されていたため、同じ仕事でも体格によるハンデを感じる場面が多かったです。

特に忙しい時間帯は、棚の物を取る動作や調理器具を扱う際の一つひとつの動きが、作業スピードにも影響しました。 周囲と同じペースで仕事を進めることに加え、安全面にも常に気を配る必要があり、低身長であることが仕事のパフォーマンスに影響していると実感しました。

ファームワーク

ワーキングホリデーで2nd VISAを取得するため、筆者は地方でファームワークを経験しました。

シティの飲食店で働いていた頃から、身長が低いことで仕事のしづらさを感じていたため、ファームでも不安はありました。そして、その不安は残念ながら的中しました。

ファームワークは低身長にとって肉体的にもしんどい

ファームワークは特にシビア

ファームワークでは、作業スピードだけでなく、体格によって作業効率が左右される場面があります。

特に背の高い作物では、何度も背伸びをしたり、足場を工夫したりしながら作業していました。それでも手が届かないことがあり、周囲との差を感じることも少なくありませんでした。

また、踏み台を使えば収穫できますが、その都度移動させる時間が必要になります。その分、実際に収穫できる時間が短くなり、結果としてノルマを達成できないこともありました。

実際に、身長が低い男性スタッフが作業台や収穫場所に手が届かず、契約を打ち切られてしまったという話を本人から聞いたこともあります。

もちろん、すべてのファームがこのような環境ではありません。背丈の低い野菜や果物を扱う農場であれば、身長による負担は比較的小さくなります。

筆者のいたバッパーでは、クビになってもウェイティング(レストランの順番みたいな形で名前の登録があった)として次のファームの契約先まで待てば、別のファームに行くことが出来たので、低身長でファームに行きたい人は個人で直接いくよりもバッパーの方が良いかもしれません。

個人的にアプライする場合は、その作物の特徴や働き方を事前に聞いておけば安心出来るかと思います。

低身長をコミュニケーションでカバーする

ここまで読んで、「低身長だと海外で働くのは難しそうだから、ワーホリはやめておこうかな」と感じた人もいるかもしれません。

確かに、日本でも身長が影響する仕事はありますし、平均身長の高い海外では、その影響を受ける場面はさらに増える可能性があります。

しかし、筆者が伝えたいのは、身長だけで評価が決まるわけではないということです。

実際に筆者は、コミュニケーションや仕事への丁寧な姿勢でカバーすることを意識していました。

例えば飲食店では、先輩の指示を素直に実践することや、始業5分前には必ず出勤することを徹底していました。日本では当たり前と思われる行動ですが、現地では「いつも早く来ていて偉いね」「仕事が丁寧だね」と評価してもらえることが多くありました。

もちろん、棚に楽々手が届く背の高いスタッフには、作業スピードでは敵わない場面もありました。しかし、その分、自分の強みである真面目さや丁寧さで信頼を積み重ねるよう心がけていました。

オーストラリアでは時間やルールにルーズな人も少なくありません。その中で、日本人ならではの真面目さや責任感は大きな強みになると感じました。

実際、ファームではノルマが厳しかったものの、オーナーに対して誠実な姿勢を続けていた結果、信頼してもらい、契約を打ち切られることなく、背の低い作物を担当させてもらえたこともあります。

もちろん、これはファームごとの方針にもよります。しかし、身長という変えられない部分だけを見るのではなく、自分の強みを活かせる部分で評価を積み重ねることも十分可能だと、筆者は実感しました。

低身長の海外恋愛について

現地では、背の低い男性でも、それに引けをとらない強いメンタルがあれば、その人自身よりも背の高い彼女を作っている印象を持ちました。

特にバッパーなど多国籍の人たちが集まる環境では、好みが多様化し、国籍に限らない話にはなりますが、身長なんて気にしないという人も多く、色んな人にとってチャンスがあるように思えました。

筆者は女なので、ここでは実際に感じたことを上げていこうと思います。

か弱い女の子という幻想を描かれる

日本でも「自分より身長の低い女性が好み」という男性はいますが、海外でもそのような考えを持つ人は一定数いると感じました。

それに加え、「日本人女性はおとなしい」「控えめで穏やか」といったイメージを持っている海外の男性も少なくありません。そこに低身長という特徴が重なることで、「守ってあげたくなるような、か弱い女性」という印象を持たれることが多かったです。

日本でも軽く見られていると感じる場面はありましたが、海外ではそのような経験をする機会がさらに増えたように感じました。

筆者はこれまで男性との交際経験も多い方ではなく、どちらかといえば地味で目立たない雰囲気です。そんな筆者でも異性と親しくなる機会はやはり日本にいた時よりも圧倒的に多かったです。

しかし、親しくなった男性の多くから「自分の国では身長が低い方だから、自分より小さい君がいい」といったようなことを言われました。恋愛対象として見てもらえること自体は悪いことではありませんが、「身長の低さ」が大きな理由の一つになっていることには複雑な気持ちになりました。

また、そのような男性の多くは、アジア人女性に好意を持っている、いわゆる「アジア人フェチ」の人もいました。

もちろん、すべての海外男性がそうというわけではありませんし、筆者自身のおとなしい雰囲気も影響していた可能性はあります。

ただ、低身長の日本人女性は「か弱そう」「従順そう」といった先入観を持たれることがあるのも事実です。海外では親切に接してくれる人も多い一方で、そのイメージだけで距離を縮めてくる人もいるため、相手をよく見極めながら行動することをおすすめします。

着るものに困る

オーストラリアで生活していて感じたことの一つが、「服のサイズ選びが難しい」ということです。

オーストラリアは日本より平均身長が高いため、洋服も全体的に大きめに作られています。特にズボンや下着はサイズ感が日本と異なるため、自分に合うものを見つけるまで苦労しました。

そのため、普段から着慣れている下着やズボンは、日本から数着持参しておくことをおすすめします。特に飲食店で働く予定のある人は黒いズボンの着用を必須にしているお店が覆ったので、1本持っていくのがお勧めです。

キッズサイズは低身長に最適

筆者は日本からタイトめのズボンを持参していましたが、ワーホリ中に体重が増えてしまい、履けなくなってしまいました。

そこでH&MやZARAなど、さまざまなファストファッションブランドを回りました。しかし、大人用では丈が長すぎたり、ウエストが合わなかったりして、自分に合うズボンを見つけるのにかなり苦労しました。

また、日本のように気軽に裾上げを利用する文化はあまり浸透していない印象で、丈を調整して履くという選択肢も取りづらかったです。

そんなとき、同じく低身長の友人から教えてもらったのが、H&M・ZARA・Target・Kmartのキッズコーナーを見る方法でした。

筆者は典型的な日本人体型で、キッズサイズでもすぐに合うものが見つかったわけではありません。それでも何着も試着した結果、自分の体型に合うズボンを見つけることができました。

特に、骨格ウェーブで下半身にボリュームがある筆者にとって、一番しっくりきたのはTargetです。

Kmartより価格は少し高めですが、生地がしっかりしていてシルエットもきれいだったため、現在でも「買ってよかった」と感じています。

低身長で海外の洋服選びに不安がある方は、大人用だけでなくキッズコーナーもぜひチェックしてみてください。意外とぴったりの一着が見つかるかもしれません。

身長による差別はある?

「低身長だから海外で差別されるのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。

実際に身長150cmの筆者がオーストラリアで生活した経験では、「小さいね」と驚かれることはあっても、低身長であることを理由に悪意のある言葉をかけられたり、不当な扱いを受けたりしたことはほとんどありませんでした。

もちろん、高い棚に手が届かなかったり、服のサイズ選びに苦労したりと、生活の中で不便さを感じる場面はありました。しかし、それは「身長差による生活の違い」であり、差別とは別の問題だったと感じています。

身長への差別よりもあるとしたら人種差別

幸い、筆者が長く滞在したシドニーは多国籍都市で、さまざまな国籍・ルーツの人が生活しています。そのため、身長が低いことや見た目の違いについて指摘されることはほとんどありませんでした。

一方で、身長ではなく人種による扱いの違いを感じた経験はあります。

ファームワークを目指して地方に行った際、アジア系住民や移民が比較的少なく、飲食店で自分たちだけ料理の提供が極端に遅かったり、そもそもメニューを持ってきてもらえなかったりすることがありました。また、道を歩いているだけで大声を出された経験もあり、身長よりも人種による偏見のほうが印象に残っています。

もちろん、これは筆者個人の体験であり、オーストラリア全体がそのような環境というわけではありません。実際には親切な人のほうが圧倒的に多く、多文化社会であるシドニーでは安心して生活できました。

低身長だからといって過度に心配する必要はありませんが、海外では地域によって雰囲気や価値観が異なることは知っておくと安心でしょう。

まとめ 低身長の海外生活は大変だけどなんとかなる

身長150cmの筆者にとって、オーストラリアでの生活は決して楽なことばかりではありませんでした。仕事では高い棚に手が届かなかったり、ファームでは体格差によって作業効率に影響が出たり、洋服選びに苦労したりと、「身長が高ければもっと楽だっただろうな」と思う場面は何度もありました。

しかし、それらは海外生活ができなくなるほど大きな問題ではありませんでした。日本にいた頃から「もう少し身長があれば」と思うことはありましたが、オーストラリアでは平均身長が高い分、その差をより実感したという程度です。

工夫できることは工夫し、仕事には真面目に取り組むことで、オーナーや同僚に配慮してもらえたり、自分に合った仕事を任せてもらえたりする場面もありました。

また、日本では「与えられた仕事をこなせばいい」と考えていましたが、海外ではできないことを周囲に助けてもらう場面も多く、自然と同僚やオーナーと積極的にコミュニケーションを取るようになりました。このおかげか日本に帰国後、前より明るくなったと言われました。

さらに、「低身長だから差別されるのでは」と心配していましたが、実際には身長を理由に嫌な思いをすることはほとんどありませんでした。筆者の経験では、身長よりも地域によっては人種による偏見を感じる場面の方が印象に残っています。

海外生活には、身長以外にも英語や文化の違い、仕事探しなど、不安になることはたくさんあります。それでも、身長だけを理由にワーキングホリデーや留学を諦める必要はありません。

もし今、「身長が低いから海外生活は難しいかもしれない」と悩んでいるのであれば、筆者は**「多少大変なことはあるけれど、なんとかなるよ!」**と伝えたいです。

実際に筆者も、渡航前は不安ばかりでしたが、現地へ行ってしまえばその環境に合わせて自然と工夫し、行動できるようになりました。低身長だからといって海外生活を諦める必要はありません。ぜひ一歩踏み出して、海外生活を楽しんでみてください。

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